東京都で創業を考えている方へ!創業助成金のご紹介
この春、東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社が、都内でビジネスをスタートさせる個人や若い中小企業を対象に、創業助成事業の募集を開始します。この助成事業は、創業初期に必要な経費の一部をカバーすることで、都内の開業率向上を目指しています。
弊社でも都内での創業を検討されているかたの相談対応をしていますが、創業時に使える助成金や補助金について聞かれたら、小規模事業者持続化補助金かこの創業助成金を紹介しています。小規模事業者持続化補助金と比較すると、助成限度額が多く、助成内容も賃借料や人件費など通常補助金では対象外となる経費も対象になるので、一度申請は検討されてもよいかと思います。
助成事業の魅力
- 対象: 東京都内で創業を計画している個人や、創業から5年未満の中小企業者等で、一定の要件を満たす方が対象です。
- 助成期間: 助成は、交付決定日から最短6ヶ月、最長で2年間の期間にわたります。
- 助成内容: 賃借料、広告費、器具備品購入費、産業財産権の出願・導入費、専門家指導費、従業員の人件費、市場調査・分析費など、事業運営に必要な様々な経費が対象です。
- 助成限度額: 最大で400万円(最低でも100万円)の助成が可能です。事業費と人件費に関しては最大300万円、委託費に関しては最大100万円の助成が受けられます。
- 助成率: 助成は経費の3分の2以内です。
この助成事業は、創業を検討している方や、事業を始めたばかりの中小企業にとって、貴重な支援となることでしょう。賃借料や人件費など、事業を始める際にかかるさまざまな初期費用の負担を軽減し、より多くの起業家が成功への第一歩を踏み出せるようサポートします。
東京都内で事業を展開しようと考えている方は、この機会にぜひ申請を検討してみてください。あなたのビジネスアイデアが、東京都の支援を受けて花開くかもしれません。
申請から助成金支払いまでの流れ
募集期間は、令和6年4月9日(火)から4月18日(木)まで。
今から準備しておけば申請はできると思います。ただ、最近この創業助成金を申請者が大幅に増えており、採択率が低くなっているようです。本日時点で公表されている最新のデータ(令和5年度第1回)でも、採択率は16.4%(採択者88件、申請者534件)と、小規模事業者持続化補助金(採択率が概ね60%程度)と比較するとかなりの狭き門です。しっかり準備して申請されることをお勧めします。
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