フランチャイズ加盟希望者向け資料に最低限必要な7つのポイント

フランチャイズ本部として初めて加盟希望者を募るときに、希望者に配布資料が必要です。今回は、その資料に最低限必要な7つのポイントをご紹介します。 

 

1.会社概要と代表者紹介

フランチャイズ加盟希望者にとって、どんな会社が展開しているのかはとても気になるところです。フランチャイズ展開をしようとしている事業だけなのか、設立間もない会社なのか、歴史のある会社なのか。ほかにも事業や業態があるのか。本社の住所や従業員数、WEBサイトなど、一般的な会社概要と同じ内容で構わないので記載しましょう。また、可能な限り社長の経歴もあったほうがいいでしょう。代表者がこれまでの経歴をふまえて、どのような想いでこの事業を展開してきた、あるいは展開しようとしているのかがわかるものにしましょう。

 

2.業態の説明・特徴

これは消費者目線での業態の特徴などの説明を載せます。こういう強みがあるから、消費者に選ばれているというポイントです。飲食店であれば、料理や内装、価格帯や立地、広告宣伝、客層などの特徴がわかるといいでしょう。競合他社との比較がわかりやすいポジショニングマップなどがお勧めです。

ポジショニングマップのサンプル図

 

3.フランチャイズ加盟のメリット説明

ここではフランチャイズ加盟したときの業態の特徴を記載します。投資額と収益による投資回収期間や、集客、採用や研修などについてz、ゼロから立ち上げるよりも、他社のフランチャイズに加盟するよりもメリットがあることが分かりやすいように記載しましょう。

 

4.オープンまでの流れ、サポート

資料をみてから、オープンまでの流れを記載します。一般的には、資料を見る~店舗を見学する~エリアを選択~物件探し&契約~加盟契約~スタッフ採用&研修~店舗準備~オープン、のような流れになりますが、どれくらいの期間が必要か、どこを本部がサポートして、どこを加盟者側で実施するのか、などを明記します。

 

5.初期投資&収支モデル

想定している初期投資と収支モデルを記載します。収支に関しては想定モデルの他に他店の実績値があると説得力が増します。まだフランチャイズ店舗が無い場合。直営店舗の数値でもいいでしょう。

 

6.出店中&加盟募集エリア

すでに出店中のエリア・場所とこれから募集していくエリアを記載します。ただ、場所を記載するよりも、例えば2024年は関東エリア10店舗、2025年は札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に進出して合計30店舗、2026年以降全国展開で50店舗・・・というような時系列もわかると、希望者もイメージがつかみやすいと思います。

 

7.加盟オーナーの声

すでにフランチャイズ店舗があれば、オーナーの声も掲載すると加盟希望者にも好印象を与えることができます。

 

以上が、加盟希望者向け資料に最低限必要なポイントとなります。あとは業態ごとの特徴などをさらに盛り込み、希望者が前向きに検討できる資料を準備しましょう。

 

資料そのものは上記をもとに作成できると思いますが、本部立上げ全般に関して弊社のコンサルに興味があるかたは、初回オンライン無料相談も用意しておりますので、お問い合わせください。

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