コラム執筆のお知らせ 融資について

このたび、私が執筆した 「初めての融資も安心!融資の基本と進め方を解説」 というコラムが、ジャイロ総合コンサルティング株式会社のnoteに掲載されました!
融資を初めて検討する方や、資金調達の流れを知りたい方に向けて、基本的な知識から審査通過のポイントまで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
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初めての融資も安心!融資の基本と進め方を解説
コラムでは書ききれなかった創業者、初めての融資をする方へのポイント
コラムでは融資の基本について詳しく説明しましたが、実際に融資を受ける際に押さえておくべき +αのポイント について、2つ紹介します。
1.日本政策金融公庫と民間融資の併用について
それぞれの特徴についてはコラムに書いた通りですが、特に初めての融資の場合、どちらかの融資にしぼらないといけないという想いから、いずれか一方しか相談しないという事業者が多いです。しかしそんなことは決してないです。例えば、
・民間融資では融資実行までに時間がかかることがわかったため、急ぎの資金調達として公庫にも相談をしたケース
・民間融資の相談をしたところ、公庫からも融資を受けるなら一緒に融資をすると言われたケース(協調融資と言われています)
・公庫から融資を受けた上で民間融資の相談をしたところ、公庫から融資を受けたという実績が評価されて、追加の民間融資を受けたケース
などがあります。特に、3番目の「公庫から融資を受けたという実績を評価」というのは、信用金庫や信用組合など複数の金融機関の担当から聞いたことがあり、そのような評価をしてもらえるケースが多いようです。
2.2回目の融資について
1回目の融資を受けて事業が順調に進み、さらなる資金調達が必要となっときに、どの金融機関に相談に行くべきでしょうか?
正解は、最初に融資を受けた金融機関に相談に行くべきです。特に民間融資を受けている場合は、まず取引のある金融機関に相談しましょう。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、「さらに融資をお願いするのが悪いような気がして」「融資を受けたあとは、担当者も忙しいと思って連絡してない」と言って、別の金融機関からの融資の相談を受けたことが複数回あります。
金融機関は事業者にお金を融資することで、利益を得ています。特に事業が順調にいっている(ここは大事です)事業者からの融資依頼は、追加融資でもあっても喜んで話を聞いてくれます。なので、遠慮することなく、事業の状況の報告と資金計画については遠慮せずに担当と話をしましょう。ただし、実際に融資を実行してくれるかはまた別の話です。よくあるのは、融資総額が大きくなりすぎるのと、決算が終わってから、というのはよくある理由です。その時は、他の金融機関へも相談をして条件を比較して融資を依頼するとよいでしょう。
まとめ
融資は、事業の成長や安定した資金運用のために欠かせない要素ですが、適切な知識を持って臨むことが成功のカギとなります。
今回のコラムと本記事でお伝えした情報が、融資を検討される皆さまのお役に立てば幸いです。専門的なアドバイスが必要であれば、ぜひ融資コンサルタントにご相談ください。私も(一社)一般社団法人融資コンサルタント協会認定の融資コンサルタントとして活動をしておりますので、何あればご相談ください。
今後も役立つ情報を発信してまいりますので、ぜひ引き続きご覧ください!